麻生明星幼稚園は、「敬虔」「奉仕」「創造性」を教育目標として歩み続けています。
この目標は、人が生きるために必要な「愛」を表現しています。
「神は愛である。」( Iヨハネ4:8 ) という聖書の言葉は、神さまが人を愛しておられることを伝え、この世の波風の中を生きる人々を励ましてきました。
神の愛を知るわたしたちは、「互いに愛し合う」生活へと導かれます。
そして「愛」に基づく生活は、創造性を育て、思いやりのある人格を形成します。
愛されることで健やかに育つ幼児期。教職員一同、教育目標を心に留めて、子どもたちと保護者の皆さまと共に、「愛」を育みたいと願っています。
人の根幹を育む大切な時間、この幼稚園で過ごしてみませんか。
学校法人北海道キリスト教学園
認定こども園 麻生明星幼稚園園長 上森 俊明
けいけん敬虔聖なる強さと慎み
聖書にはまっすぐに生きるための秘訣がたくさん書かれています。例えば「敵を愛しなさい(マタイ5章44節)」等々、そうした方が良いということはわかっているけれども、素直に聞き従うことが難しい言葉とも出会います。そんな時に大切なのが神さまに向かって祈ることです。聖書の神さまへのお祈りは必要であれば必ず叶えられると聖書は教えています。神様の言葉を真剣に聞き、祈る「敬虔」の心から始まる豊かな生活を目指します。
ほうし奉仕家庭や地域と共に生きる喜び
聖書で最も大事な教えの一つに「隣人を自分のように愛しなさい(マルコ12章31節)」というものがあります。「自分の幸せ」を追い求めることは大切なことですが、「おともだちの幸せ」のために働き、一緒に喜ぶことができれば、人生がより豊かになることでしょう。
この隣人を幸せにする幸せに気付くか、気付かないかで人生が変わります。子どもたちの将来を豊かにする「奉仕」の心を育みましょう。
そうぞうせい創造性チャレンジする意欲
麻生明星幼稚園の園庭をご覧ください。固定遊具の少なさにお気づきのことでしょう。
遊具の少ない庭で、子どもたちの関心は樹木や砂、風、水など、そして何よりお友達とのかかわりに向かいます。「なにもない庭」ではなく、たくさんの可能性を秘めた庭にいることを存分に味わってほしいと願っています。家庭をも同じ感性で受け止めら れる子どもになってほしいですね。家庭の不足を数えるのではなく、家庭の豊かさを数えることのできる創造性を育みます。
キリスト教保育
キリスト教の信仰に基づいて、愛と奉仕の精神を育みます。大人も子どもも神さまに愛されています。当園ではその信仰がすべての基礎です。幼稚園生活の中心には礼拝があり、生活の折々に目を閉じて祈る時間を大切にします。真理に耳をかたむけ、自分で判断し、行動する心を尊重します。
家庭と幼稚園の協力
保育者は毎日、入念に準備された保育計画をもって幼稚園生活に臨みます。けれども実際は、思いがけない出来事の連続です。その都度、建学の精神に立ち返って「いま、このことを通して子どもに何を伝えるべきか」を見極めていきます。どんな場合でも、子どもの安全と成長を一番に考えるには、子どもに関係するすべての大人たちが、互いを信頼し協力することが必要です。家庭と幼稚園の連携を深めていきましょう。
地域交流
保育計画に「地域交流」を積極的に取り入れます。すぐそばにいる人であっても、お互いが心を開かなければ交流は生まれません。「失敗を恐れず自分から働きかけること」、また「小さな善意が人間関係を豊かにすること」を経験していきたいと考えています。わたしたちの家庭や社会が、たくさんの人の奉仕によって支えられていることを感じ取りましょう。
チーム保育麻生明星幼稚園では、1クラスに複数の教師を配置しています。これは多くの保育者の「愛のまなざし」によって子どもの成長を見守りたいとの願いからです。
幼児教育の先進国では子ども6人に対して1人の教師が配置され、豊かな援助を受けて育つことが望ましいとされています。教師同士が連携して子どもの成長のために取り組むことを目指しています。
特別支援教育麻生明星幼稚園では「すべての子どもに特別な支援が必要」との観点から保育を行っています。
それぞれ大なり小なり課題がありますが、子どもたちは保護者や教師の愛のある援助を受けることで成長していきます。特に課題が大きいとされるお子さんに関しては地域の療育施設と連携を行いながら、各クラスに1割程度の受け入れを行っています。もしお子さんの成長について心配があれば、見学の際に園長までご相談ください。よい備えをもって入園のための準備をしていきましょう。
麻生教会との連携麻生明星幼稚園は1962年、札幌市の要請によって麻生団地に住む子どもたちのために建てられました。 歴史は古く、かつて日本キリスト教団札幌教会において運営されていた「明星幼稚園」から信徒・職員が派遣され、麻生教会と麻生明星幼稚園が設立されました。麻生明星幼稚園の園長が牧師を務める麻生教会では日曜の午前9時から子どもたちの礼拝が行われ、幼稚科 ( 0歳児~年長さんまで ) ではその後、絵本の読み聞かせや楽しいゲームなどをして楽しみます。どうぞどなたでも起こしください。
英語であそぼう毎月2回程度、英語であそぶ時間があります。
経験豊富な教育の専門家である先生が楽しく英語あそびをしてくれます。
歯と口の健康北海道歯科医師会より「歯の健康促進モデル校」に指定されています。( 2009年度~現在 ) 園歯科医の岩寺先生のご指導のもと「家庭と連携して子どもの歯を守る(仕上げ磨きの奨励)」を目標とし、保護者の会向けの講演会、歯の新聞による情報提供、歯科健診やブラッシング指導等をうけています。
順次登園し、自由遊びでは ごっこ遊びや工作など
思い思いの時間を過ごします。
7:00~
短時間認定の方は8:30~となります。
1号認定の方は時間が異なります。
9:00~
[3~5歳]
[0~2歳]
11:30~
[共通]
[3~5歳]
[0~2歳]
15:00~
みんな大好き15時のおやつ♪
16:00~
18:00~19:00
活動と休息のバランスを取りながらゆったりと過ごし、お迎えを待ちます。
短時間認定の方は16:30~延長保育となります。
当園では、午前保育の木曜日を除いた週4回、給食を提供しています。
(2号・3号認定のお子さんは月曜日~土曜日の週6回)
給食は札幌市の統一献立から管理栄養士指示のもと、すべて自園調理しています。
旬の食材を使用することや、だしは手作りするなど、素材の味にこだわり、子どもたちにとって給食が楽しい時間なるよう、「食育」を通して心身の成長を支援できるよう取り組んでいます。
食事のこと、アレルギーのことなど心配なことがある方は、ご相談ください。
アレルギーのある園児に対しては、事前に保護者に確認し、給食に関しては職員によるアレルギー食品の除去を行います。
また、手作りおやつや誕生会に関しては、なるべく除去した内容を用いるように配慮いたしますが、許容範囲を超えるものに関しては各家庭から代替え食を持参していただくこともあります。
上記以外に、個人面談・クラス懇談が年2~3回行われます。
青字は保護者の参加をお願いするものです。
1962年9月(昭和37年) わたしたちの幼稚園は誕生いたしました。生みの親は日本基督教団札幌教会 (中央区北1東1)です。
このことによっても分かりますようにわたしたちの幼稚園はキリスト教の信仰・精神に基づいてたてられています。
神と人とに愛せられる人間の形成をその目標として進んでいます。